ホムンクルスAI

ついにリヒタルゼンのパッチがあたりますねー。
私的に面白そうなのが、ホムンクルスのAIの部分をユーザが好きなように記述できるところです。




AIが入っている部分はここです

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ここに3つのファイルが入っていて、

本体は「AI.lua」でこのファイルから他の二つのモジュールファイル「Const.lua」「Util.lua」を呼び出しているようです。

require "./AI/Const.lua"
require "./AI/Util.lua"


AI.luaには元々記述されているホムンクルスの動きが関数になっていて、
こんなふうに
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ボットの関数の宣言のように書いてあります。記述言語はKoreみたいにPerlとは違って、LUAという言語で書かれているみたいです。本家はここです。一見終端記号がないので和製でいうとRubyに近いかもしれないです。
これはただのテキストファイルなので、誰でも関数を追加したりすることができるみたいです。

AI.luaの最後には、メインループの関数があって、ここで状態分岐しているみたいです。
a0068733_1432382.jpg


詳しい解説サイトがありました。
The Winter's Tale

それにしてもなぜこのホムンクルスの主要な部分を誰でも触れるようにしているのでしょうか。ホムンクルスの開発者のフォーラムのコメントによりますと、

・ボットを使う人もラグナロクを愛している人だと考えますし、大切なお客様です
・ホムンクルスシステムのAIをいじれるようにしたのは、ボットを使う人が合法的に自動プログラムを動かせるようにするためです

とのことです。
なるほどです、それでAIの関数の定義とかが丸出しの状態になっているのですねー。
LUAの言語についてはさっぱり知りませんけれど、勉強しながらいろいろ触っていきたいです。たしかにリヒタルゼンアップデートは色々な意味で試験的かもしれませんが、ユーザに違った面白さを提供するものになるかもしれないですね。


↓がそのフォーラムで、英語でしたので日本語にしました。

リヒタルゼンについてのRO開発者のフォーラム投稿

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リヒタルゼン- シュバルツバルト帝国の第二の都市

こんにちわ、ラグナロクオンライン主任開発者のMinsoo Leeです。ROは現在、エピソード10.1のアインブロック、炭鉱の町です。次のアップデートでのエピソード10.2の構想についてお話したいと思います。

リヒタルゼン共和国 は2005年度の私たちのラグナロクオンラインの主要なストーリーの一つとして開発が進められていました。

私は、オンラインゲームというものは、ただ単に開発すればよいというものでなく、お客様へのサービス提供があってことそ感じています。私たちはユーザ様の存在なくしてはありえないと思っています。私たちの2005年度のプランはこの事実に基づき、目標はユーザの最も大きな望みを満足するということです。

主題に入る前に、ラグナロクオンラインの例で、東洋のRPGスタイルと西洋のものとの違いについて、私の考えをお話したい。

西洋のプレイヤーはラグナロクオンラインをとても気に入っている。というのも、楽しく、操作が簡単で、操作の終わりがない冒険ゲームとしてのMMOゲームとされているからである。この点についは虚弱だという人もいるかもしれません。しかしながら、もし私たちが一連のストーリーに基づいた十分な要素を提供できるならば、人々が集まり、共にストーリーを共有できるという状況の中で、その虚弱な点もポジティブなものにしてみせます。皆で漫画を読んだり、映画を見たりした後にそれについて語り合ったりするような状況に似ていると思います。もし効果的にこのような状況を引き出すことができれば、ユーザコミュニティーにおいて、強い絆を作る支えとなるでしょう。

リヒタルゼンのアップデートの中で、私たちは主要なストーリーを進行させただけでなく、ユニークな特徴を取り入れました。それはリヒタルゼンのダンジョンや生体研究所です。

このダンジョンでは、ユーザはラグナロクオンライン史上決して登場することのなかったかなり強いモンスターと出会うことになるでしょう。これらのモンスターによってもたらされる報酬を考えると、戦い挑戦する価値は十分にあると断言いたします。

もう一つのエピソード10.2の特徴として、ホムンクルスシステムがあります。実際のところ、2-2次職のアルケミストを開発している段階から、このシステムは計画していました。しかし、ホムンクルスシステムはこのゲームの構造を考えると実現可能なものではなく、当時は開発をためらっていました。状況は変わり、今では取り組めるようになりました。

このシステムの宣伝をしますと、私たちはユーザフレンドリーなAIと新しい定義の開発があります。このホムンクルスシステムの導入以前は、ラグナロクオンラインは2つのタイプのキャラクターしかありません。プレイヤーの操作するキャラクター(PC)とプレイヤーでないキャラクター(NPC)です。
ホムンクルスの実装により、中間のキャラクターをその2者の間に位置づけることになり、このシステムはうまくいくと考えている。

私たちはホムンクルスに、ユーザにとって便利な変更の仕組みを提供することにしている。もちろん、殆どの基本的なAIは初心者にも提供されます。しかし、ユーザはAIの変更が必要だと感じたときに、いつでもしたいときに変更できます。

ユーザの中にはゲーム中でホムンクルスが実装されると聞いて憤慨する人もいるでしょう。これを使っている人たちはサードパーティ製のプログラム(公式に配布していないプログラム)を使っている人(ボッターという)と変わりがないからではないでしょうか。私たちはこのボットプログラムのコンセプトをホムンクルスシステムに取り入れてます

ボットプログラムの使用と言うと良い響きはしませんが、この話についてあなたが考えている一方で、ボットを使用する人もまた私たちのユーザです。共にラグナロクオンラインを普通のユーザよりも愛しているのです。ですので、ラグナロクオンラインの開発陣によって公式により良い自動運転プログラムが提供されることは良いことだと考えています。そうすれば、(ボットを使用している人たちは)裏の世界から出てくることができ、合法的にゲームを楽しむことができると私たちは考えています。

リヒタルゼンのダンジョンやホムンクルスシステムに加えて、転生職のための新しいスキルやジュピロスダンジョンといったような多くの魅了的な仕組みが10.2のアップデートにあります。アップデートが将来適用されたときに、ユーザーの皆さんには楽しんでいただきたいと思います。

そして、ユーザさまには長いご愛嬌とご指示に感謝しますと共に、末永く、ラグナロクオンラインをご支持していただきたいと思っています。

ラグナロクオンライン主任開発者 Minsoo Lee
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↓以下原文

About Lighthalzen, the second city of the Schwaltzvalt Republic

Hi, I am Minsoo Lee, the lead developer of Ragnarok Online. Ragnarok Online (RO) is currently on the episode 10.1; Einbroch, The City of Steel. I would like to give you an idea about episode 10.2, our next update.

Lighthalzen, the corporate city-state was developed as a part of our 2005 plan to focus on the main story of Ragnarok Online.

I feel that developing an online game is not only simply development, but also a service provided to customers. I insist on this because we cannot exist without our users. Our 2005 plan was based on this fact and our goal was to satisfy our users’ biggest wishes.

Before we get into the main subject, I would like to display my opinion on the difference between the eastern RPG style and the western one by using Ragnarok Online as an example.

Ragnarok Online appeals to western players because it's regarded as the MMOG version of a console adventure - fun, easy to get into, and non-stop action. Some may consider this to be a weak point. However, I think if we can provide enough features based on one set story, we would transform that negative into a positive; in that it allows groups of people to unite and share in the story together. The experience can be likened to a group of people discussing their opinions after watching a cartoon or film together. If we can pull this off effectively, it can only serve to strengthen ties within the user community.

With the Lighthalzen update, we tried not only advancing the main story, but also adding a unique feature: The Lighthalzen Dungeon, the Life Experiment Laboratory.

In this dungeon, users encounter a wealth of powerful monsters that have never been introduced in Ragnarok Online before. I must say they are challenging and worth fighting, because of the great rewards that they provide.

Another important feature of 10.2 is the Homunculus system. In fact, we were planning to implement the feature since we developed a 2-2 job class, the Alchemist. But we thought the homunculus system was not feasible considering the structure of the game and we hesitated to try at that time. Things have changed and now we’re willing to give it a shot.

advertisement For the system, we focused on developing User-friendly AI and the new class creation. Before this Homunculus system, Ragnarok Online had had only two types of characters: Player Characters and Non-Player Characters.
We tried to create a middle-character between the two by implementing Homunculus and I see it as a success so far.

We provide users a convenient AI modification system for their homunculus. Of course, we provide the most basic AI for beginners. But they can modify the AI if they feel the need to change whenever they want.

Some people might lament seeing the homunculus system implemented in game. These folks (read: botters) are those that use unauthorized third party programs to play. We adapted the concept of a bot program for the homunculus system.

Using bot programs may sound wrong, but when you think about it, botters are also our users, those who love Ragnarok Online as much as normal users. So we thought it would be good if we could provide them a better auto-play program that was officially made by Ragnarok Online developers so they can come out of the shadows and play legitimately.

Besides of Lighthalzen dungeon and homunculus system, there are many intriguing features within the 10.2 update such as new skills for transcendent classes and the Juperos dungeon. I hope users will enjoy the new features when the update is introduced in the future.

I also hope users will continue to support Ragnarok Online and thank you for your continued interest and support.

- Minsoo Lee, Lead Developer of Ragnarok Online
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by kuromames | 2006-03-14 16:00 | RO 日記
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